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2023年10月10日
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いこいの家委員会紹介③


いこいの家ではサービスの向上や安全な施設運営のためにいくつかの委員会を組織しています。
委員会紹介の第3回目は『保健委員会』と『給食委員会』です!

保健委員会
保健委員会では主に子どもたちの健康維持のための活動を行っています。
そのひとつに、同じ城東保健福祉エリア内の「静岡市障害者歯科保健センター(歯と口の健康支援センター)」
と連携して行う歯科保健活動があります。

いこいの家に通うお子さんの中には、初めて会う人や初めて行く場所に強い不安を覚える子もいます。
成長するにつれていざ歯科受診が必要になったときに病院でうまく治療が受けられないなんてことも…
そういったことが少しでも軽減できるよう、まずは通い慣れた園の中で歯科検診を受けてもらっています。
検診の前にはクラスの先生と一緒に口を開ける練習をして、スムーズに受けられるよう工夫もしています。

 障害児 歯科 障害児 歯科

また、歯科医師による研修会(職員向け4月、保護者向け6月)や、摂食に関する症例検討会を実施して
子どもたちの健”口”の維持・向上に努めています。

★障害者歯科保健センターについてはこちら

給食委員会
給食委員会では、栄養士が中心となって子どもたちの「食」に関することを取り上げています。
いこいの家では子どもの特性に合わせて、きざみ食やミキサー食等の提供もしていますが、成長や訓練の成果で
少しずつ食形態を変えることがあります。委員会では、今、どの子に対してどんなごはんの提供があるか情報を
共有したり、子どもたちや保護者の皆さんから出た要望(メニューのリクエストや、まとまり食の上手な作り方
を教えてほしい等)への対応を検討したりしています。

 障害児 給食 こちらは普通食
 今日のメニューは、
  ご飯
  肉じゃが
  ちくわのマヨ磯部焼き
  豆腐とわかめの味噌汁
  ヨーグルト
 です。


障害児 給食きざみ食 障害児 給食
まとまり食
障害児 給食
ミキサー食(とろみ有)
障害児 給食
ミキサー食(とろみ無)

また、会議の中で職員から、「噛む練習をしたいから細長い棒状のスナック菓子をおやつで出してほしい」、
「給食が進まない子にはデザート等ご褒美になるものがあると促しやすい」等の意見が出たことで、メニューの
改善につながることもあります。
いこいの家は施設の中に厨房があります。給食はすべて自前で提供しているので、細やかな対応が可能なのです!